スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
押していただけるといろいろと嬉しいです
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ

桶川論 桶川宿の街並み

桶川市の発展の基礎であり、核でもある中山道。これが今後どうあるべきかという私の私論です。

以前下日出谷西2丁目のヒトさんが開発と文化財保護についてのコメント下さり、私は以下のような返事を書きました。


私は新しいものができるたびにそれに喜んでいるので、傍から見れば古いものをぶっ壊して新しく造り変えていくタイプに思われているかもしれませんが実は伝統的なものは残していくべきだと考えています。

ただ何でも「伝統だから」といって頭ごなしに古いものを保存することには賛成できませんが、新しいものはいくらでも作れても古いものは絶対に造れない、なくなったら二度と戻らないと考えれば古いものを残し後世に伝えていくことは大事なことだと思います。

今回話題の桶川の中山道の風景ですが、この辺りでは一番良く(もしかして埼玉一?)宿場時代の様子をとどめています。見ての通り上尾やそれより南には江戸時代の面影は残ってなく、鴻巣も桶川に比べれば失われている方です(本陣が現存するのは桶川だけ)。つまり桶川は古い街並みという上尾などが絶対に手に入れるとこができないものを持っているわけです。これは桶川市民が誇っていいものだと思います。
…とこのままコメント欄で延々と語ってしまいそうなのであえてここまでとさせてください。


今回の記事はこの続き&補足です。

この際なのでいいますが桶川を観光地にすることだってあながち無理なことではないと思います。現在でも時々地図を手にして中山道を散策している人(主に初老の方)がいます。この前はリュックを背負った小学生くらいの子が2人で地図を持って歩いていました。ずいぶん渋い趣味をお持ちで。

細かいところを指摘すると観光協会の所在地もいいところの一つです。県内の大体の市町村に「観光協会」なる組織がありますが、9割以上は市町村役所の庁舎内にあります(役所以外の場所にあるのはさいたま市と川越と桶川だけだったかと)。一方で桶川の観光協会は中山道に独立して存在するため、役所内にあるより入りやすい(と思う)し、観光スポットの中にあることによって利用者がすぐに情報が得られます。

しかし、現状では観光地にすることはかなり難しいです。
なぜ難しいかといいますと
街が汚いからです。
別に病気とか臭いとかごみが散乱しているとかいうわけではなく(異臭がするところは1か所ありますが…)古汚いのです。
古き良き宿場時代の面影を残していても昭和の遺物(異物)がその景観をぶち壊しています

具体的には痛んでくたびれた道路電線などです。

道路を見ると、数十年はほったらかしているみたいでかなり見栄えが悪くなっています。
TS3L0141_20100331141303.jpg

縁石を削り取った痕と思われます。コンクリートがそのままででこぼこしている。
TS3L0140.jpg

何度も掘り返しては埋めてを繰り返したのか段差ができている。
TS3L0134_20100331141404.jpg

側溝の蓋も風化していて隙間が広がっている。
TS3L0139_20100331141421.jpg

沿線と車道の高さが違っていて、歩道が斜めになっている。
TS3L0133.jpg

このように道路が非常に劣悪な状況です。このことは観光面でマイナスなだけでなくここで暮らす住民にも悪影響を与えることが十分に考えられます。たとえば車いすでこの道を通る時に、歩道が斜めだと、進みずらくなるし、段差は車いすにとってかなりの障害になります。他にも隙間や段差に杖を引っかける、子供が側溝の隙間に足を取られてつまづくなども考えられますし、私自身も自転車で通った時にこけそうになったことがありました。

次に電線ですが、そもそも観光とは娯楽目的のほかに日ごろの疲れをいやしたり、息苦しさから解放されたいと思ってするものだと思います。電線が張り巡らされた風景は電線マニアでもない限り息苦しいと感じるのではないでしょうか。また、記念に風景を写真に撮ったが電線が写り込んでいるということになります。

歴史を感じる蔵の写真を取ったが電線が写り込んでいる。
TS3L0135.jpg

他に目につくものは空家です。建物は何かに利用されていれば手入れもされますが、空き店舗になると手入れがほとんど行われなくなり、荒れていきます。どんなに風情のある建物でも荒れていればだいなしな上、街の景観までも悪くしてしまいます。

何かに利用できそうな空家?になっている古い建物の例。景観を損ねるだけでなく、さびれた街という印象も与えてしまう。
TS3L0136.jpg

道路を舗装しなおし、電線を地中化すれば景観は大幅に良くなり、桶川に残る中山道のよい景観がよりよく見えるようになると思います。加えて、空家を極力なくして、建物自体の保護と景観の向上を進めていくべきです。空家をなくすことは少し難しいかもしれませんが、舗装と電線はできるんじゃないんですかね。中山道は県道なんだから県(北本県土)にやらせるように市が積極的に働きかけをするべきです。


もうひとつの話題で、中山道と案外密接にかかわってくる桶川駅東口の整備に関してです。できれば駅前から17号までの駅通りを拡張することが望ましいですが、商店が軒を連ねているため難しい状況です。
ですが、せめてもロータリーの整備くらいはするべきです。以下の図は私が勝手に考えた駅前整備計画地です。水色の範囲にローターリーのほか新しい店などを整備できればいいのですが、それが無理でも濃い青色の範囲は最低限、何が何でも整備をし直しロータリーを建設してもらいたいと考えます。

より大きな地図で 桶川駅東口整備計画 を表示

では、青色の範囲より中山道よりの空間はどうなのかですが、ここは駅通りを拡幅する以外の開発は地元の人の意見を重視するべきだと思います。地元の人が大々的な再開発を行ってほしいと考えるなら検討し、現状を維持してほしいと考えるなら手をつけないでおくということです。

コメントの中で「『伝統だから』といって頭ごなしに古いものを保存することには賛成できない」といったのは古いものは守っていくべきだが、それによって多くの人が不幸になるものは残すなということです。東口は江戸時代から栄えていたということもあり、駅前に自動車(自家用車、バス、タクシー)や自転車が乗り入れる現代の実状にはあっていません。そのため渋滞(特に雨の日)が発生し、狭い駅通りでは接触事故が起きてもおかしくない状況になっています。

まとめると「歴史的価値があり、観光地になれるかもしれないという潜在能力を持っていて、桶川市民が誇れる中山道の景観は文化財として後世に残すべきだが、駅の目の前だけは多くの市民が不満を抱いていることを考慮し、開発をする必要がある。中山道の景観もただ現状維持ではなく、道路や電線などの問題を解決し、より魅力的な景観にしていくべきである。」ということです。

観光スポットとして名を成すか(大げさ)汚らしい街のままかはこれからの整備次第ということです。

スポンサーサイト
押していただけるといろいろと嬉しいです
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ

【お知らせ】 公表から1年を経過した記事に対するコメントには返答をしない場合があります。1年以内にコメントが投稿されなかった記事はコメントの受付を停止します。

コメント

コメント

まずは目指す町並みを設定することから始めないといけないかもですね。

例えば景観。古い町並みを重視するならば川越の蔵造りの町並み。地上部には電線が見えない。路面は色分けなどで歩道と車道の区別がされており、縁石がないなど、工夫がなされてますね。
今や全国区の観光スポットですね。川越。

新しい町並みに変えるならば、私が感じる成功事例は北上尾駅周辺と鴻巣駅周辺ですかね。これはいずれもショッピングセンターを中心に整備を進めた事例かなぁって思います。
北上尾はPAPA、鴻巣はエルミ。これがカギとなって整備が進んだ感があります。
きっと東口再開発はどこかの大型店舗なんかが東口商店会と手を組んで行政やJRなどを巻き込んでされるのがいいかなぁとか思ったりしてます。おけがわマインにはちょーっと頭を冷やしていただくということで・・・

どういう青地図を引いているのか気になるところですね。

いずれにしても、近隣にお手本っぽい場所があるのですから、行政の人たちも足を運んで検討してほしいものです。


コメント

宿場の景観ならば川越は大いに参考になると思いますね。
特にあの歩道は画期的です。車道はアスファルトで、歩道は石畳っぽくする。
沿線に古い建物があり、拡幅ができないから歩道と車道を素材で区別して、縁石を設置せずにその幅だけ歩道を広くしているんですよね。おそらく。
桶川も模倣して歩道を石畳にしてみればいいと思います。さらに縁石を撤去すれば10cmくらい(小さいようで案外大きいと思う)歩道の幅も広がります。
側溝の蓋も歩道と同じ素材を利用して石畳の一部にすればさらに歩道を広げられますし、いっそのこと側溝を地中に埋めるのも手だと思います。

一方で駅前を再開発することも必要で、ロータリー、市営駐輪場、駅ビルなどの大型店がほしいところです。
大型店は今更と思う人も出てくるかもしれませんが、マインが独占状態なことを考えると検討すべきことだと思います。
マインを潰すことが目的ではなく、駅周辺の商業を活性化につながれば成功です。
新しい店ができればマインにとっては脅威となり、マインは生き残るために新しいサービスを始めるなど何か手段を講じるわけです。一方で福引などのイベントを共催して(既存の商店街も参加するとさらに良かったり)両方の店で同じ福引券を配るなどマインと駅ビルに「あるときはライバル、あるときは同じ場所で商売をする仲間」という関係を築かせれば駅前の商業はだいぶ変わるかと思います。

東口の再開発地区と中山道沿線の街並みは共存(できれば共生)させていくべきですね。
駅と中山道の間を3つに区切り、駅寄りを再開発地帯、中山道寄りを景観保存地帯、中間を緩衝地帯とすればいいかと。

桶川の未来

全く同じ想いです。 このみすぼらしい町並みを何とかしたいものです。

ただ、東口駅前通りも旧中山道も県道です。両方とも道路拡幅は50年も前から取り沙汰されてきました。現に上尾や北本では旧中山道の拡幅が進んで道路も整備され、歩道も区分けされています。いずれ桶川でもこの道幅で徐々に整備されることでしょう。横断陸橋などは、これを考えて後ずさりするように設置されています。
しかし、その進展は余りにも遅い。桶川が宿場町としての名残を留め、保守的心理も一つの要因となっているのでしょう。市役所の方も県が行うのだからと言い訳します。

駅東口の再開発について桶川市のホームページでは、
「駅東口周辺地域においては、旧桶川南小学校跡地を有効に活用するとともに、バスなどのターミナルとなる東口駅前広場と駅東口通り線の整備を進めます。このため地権者との懇談を通じて意見交換や必要な調査を進め、事業の方針を定めます。この方針に基づき桶川駅東口広場の都市計画決定や駅東口通り線などの都市基盤整備を進めるとともに、地区計画などを活用した地域のまちづくりについて、地権者との協議を進めます。」
  と有ります。
何ということでしょう。??  歴代の市長・町長や大多数の議員達が東口再開発を公約に掲げていたのに、一歩も前に進んでいなかったのです。土地の取得率も0%と出ています。これから地権者と交渉を始めると言っているのです。!!
先の見込みの立たない中、改築や新規投資が進まないのは当然の成り行きです。道路も拡幅時に整備すれば良い、と県が考えるのも当然でありましょう。坂田地区や日出谷地区が次々と整備されていくのとは対照的です。

回ってくる書類に判子を押したり、出てくる議題に賛否を投じるだけなら、誰でも出来ます。市長が先頭に立って事務局の尻を叩き、素案を練り上げ、県や地権者と交渉すべきです。
例えば、桶川市土地開発公社が、県に代わって公共用地の先行取得を行うといった工夫が必要と思われます。北上尾駅前や北本駅前の開発事例も大いに参考にすべきです。

コメント

にしのひでさん
遅くなってすみません。

>桶川が宿場町としての名残を留め、保守的心理…
宿場町としての名残をとどめているから保守的心理が強いのか、保守的心理が強いから宿場町としての名残をとどめているのか…

どっちにしろ、やる気のない行政と賢明でない駅前住民のダブルパンチが今の桶川を生み出したわけでして、自分の地元じゃあなかったら勝手に滅びていろと思うほどどうしようもない地域ですな。

行政は反対されればすぐに引き下がり、しばらくたって少し動いてみようかと思ってもやっぱり反対されて最初からやらなかったことにして… 50年間この無駄な動きを繰り返してきたんですよ。
この手の公共事業ではいっつも行政は反対者を無理やり追い出すことは人権侵害になると理由をつけて本気で取り組む姿勢を見せず、当事者も人権がどーのとか言って反対運動を展開。
ここでは当事者の人権だけが俎上に乗り、狭い道を怖い思いしながら通る歩行者や、人をはねないか冷や冷やしているドライバーなど迷惑被る市民のことは全く考えられていない。彼らは一部の人の「人権」(嘲笑)を守るために、多くの人の人権が侵害されていることには全く気付いていないのだろうか。

・・・ってこれは東口の話ですが、本題の中山道に関しては駅前以上に行政の怠慢が問題になっている分、たちが悪いですよ。
東口は百害あって一利なしのゴミクズでしかない(おぢいさんの店を除く)ですが、中山道の街並みはそこそこ貴重なものだから景観の保存を意識した対策をすべきです。
その場合、単に「道を広げるから立ち退け」では解決できず、開発をしてなおかつ歴史的景観を最大限生かすにはどうすべきか、拡幅用地に建っている保存建造物はどうすべきか(曳き家をするなど)など行政が音頭を取ることが強く求められているにもかかわらず、それを怠り、現状の風景に対して宿場町の面影が残っているなどと綺麗事を並べ、観光地図を作成するなど上っ面の対策をするか、中山道商店会(あくまで地元商業の発展のための民間組織です)に仕事を丸投げするだけ。これでは何も話は進みませんよ。口頭や文書で今やっているところだ、これからやるところだと言われても進捗が0%である以上、怠慢以外の何物でもありませんな。

つい本音が出てしまいました。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

非公開コメントは最新コメント欄に表示されないため投稿に気がつかない場合があります。非公開コメントを投稿したことを公開コメントで知らせていただけるとありがたいです。

トラックバック

http://rougtry.blog117.fc2.com/tb.php/39-33513b4a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«前のページ  | ホーム |  次のページ»

ヘッダー画像について

城山公園の大池

プロフィール

元羽龍鳥 …ではないです

Author:元羽龍鳥(げんばるとう)

最新記事

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加

検索フォーム

カテゴリ

【道路工事】 (165)
圏央道 (56)
上尾道路 (19)
川越栗橋線 (26)
第二産業道路 (7)
桶川市内の区画整理・生活道路 (53)
道路工事(その他) (4)
【桶川の話題】 (91)
ベニバナウォーク桶川 (6)
市役所建て替え事業 (5)
イベント (13)
歴史 (8)
風景 (7)
雑学 (2)
珍百景 (5)
桶川検定 (4)
桶川の話題(その他) (41)
私的話題 (24)
【市外の話題】 (31)
グリコ北本工場 (7)
大宮区 (3)
久喜市 (4)
その他市町村 (17)
埼玉県 (3)
外環道 (2)
削除済み記事 (27)
未分類 (1)

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。