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電子書籍論

前回脱線するからやめた電子書籍に関する私論です。最初の方に前回の文章がそのまま挿入されています。

~~~~~~~~第二産業視察は桶川市内に入りました。

講談社&光文社の倉庫が見えます。
TS3L0159.jpg

上日出にTーハン、倉田にK談社の倉庫がありますがS学館S英社は桶川に倉庫をつくる予定はないんですかね。

まあ今、出版業界は厳しいですからね。今や新しいことに手を出していかないと生き残れないとか何とか。
新しいこととして電子書籍に参入することが鍵になっているようですが個人的には電子書籍は嫌いです。

-----ここまでが前回の内容-----

理由はいくつかありますが些細なものとしては「形なき財」に金銭を払うことに抵抗があるからです。無料なら話は別ですが、有料コンテンツとなると…本にしろ音楽にしろ紙やCDを買う方がなんとなく安心感があります。

次に電子書籍で文章を読む必要がないということですかね。画面で文字が読みたければPDF.pngPDFで十分です。

そして電子書籍はしょせん紙の本の劣化コピーでしかないと思います。ついさっきPDFで読めばいいといいましたが、「電子書籍にはPDFにない紙をめくる動作も再現されていたりしてより紙の本に近くなっている」といった反論が聞こえてきそうです。しかしそれはあくまでも「再現」であって、劣化コピーに他なりません。たとえPDFに勝っても紙を手でつまんで次のページを開くことをしなければならない紙の本には到底勝てないわけです。

一方で紙の本は保管に場所を取る、痛むなど紙の本の批判することで電子書籍の良さを主張する向きがありますが、(これは完全に私の暴論ですが)場所を取るって…本を置いておく場所もないほど狭い家に住んでるんですか!?

「紙の本は痛む」という考えですが紙の方がよっぽど保存がきくと思います。単純比較しただけでもHDDやCDなどの寿命は長くて100年程度、短ければ数年(らしい)なのに対して平安時代の書物などが残っているように紙の寿命は1000年以上とも考えられるわけです。
デジタルかアナログかも考えどころです。アナログとは連続した量のことで、デジタルはそれを段階的に区切って表すことです。コンピュータでいうデジタルとは「0か1か」、「○か×か」、「0%か100%か」、「可能か不可能か」というような2パターンしかないことを意味しています。コンピュータは2進数の世界で動いていてそのせいか表現も2パターンしかないことが多いですよね。例えば学校のテストの2点問題でおしい解答に△1点をくれる(やさしい)先生がいますが、△点をくれるマークシート問題はありません。つまりたとえ惜しくてもコンピュータにとって○でなければ×なのです。その中間の数値はありません。
これが本と何の関係があるのかといいますと、紙だったら「美品(100%)」、「汚れがあるけどさほど気にならない」、「破れているページがあるがそれ以外は読める」、「かなり汚いがどうにか読める」、「ぼろぼろでもはや読めない(0%)」というように100%と0%の間に多くの状態があり、痛んでいても情報を得ることができるわけです。一方の電子書籍はといいますとデジタルデータは劣化しません。なのでずっと「美品(100%)」のままで保存ができます。しかしファイルの破損、記憶媒体の破損などが起これば一瞬で「全く読めない0%」となります。デジタルとは残酷な世界なのです。

さらに、電子書籍にはあっと驚く凄いことがあるのかというとあまり(あまりの部分はあとで説明します)ないように思います。似たような事例として思い出されるものにデジカメの普及が挙げられます。
デジカメと従来の銀塩とを比較した場合のデジカメのメリットとして
・撮ったその場で見られる(ポラロイドカメラでもすぐに見られるがネガがないため焼き増しができない)
・いらない写真をすぐに消せる
・記憶媒体によっては膨大な数の撮影が可能
・家庭でも印刷が可能で複数の印刷(焼き増し)もすぐにできる
・かつ写真屋でも印刷ができる
・コンピュータさえ使えれば拡大や合成など難易度の高い編集も容易にできる
・ワープロで作成した文書に簡単に埋め込める
・デジタルファイルのまま複製したりメール添付で他者に送れる
などが挙げられ、技術の進歩(私が一番最初に見たデジタルカメラはフロッピーディスクに保存するものだった。つまりカメラの大きさもフロッピー並。)とともに「写メ」という言葉に代表されるように写真撮影の普及を爆発的に進めたわけです。
現在では携帯電話にカメラ機能が搭載されたことによって常にカメラを持ち歩いている状態になったため偶然出会った凄い風景などもすぐに撮影できるようになり、気軽に写真を撮ってHPやブログに載せるといったことも可能になりました。私もその一員でほぼ無料で写真が撮れてすぐにブログにできるからこれをやっているわけで、お金を出してフイルムを買って、撮って、お金を出して現像して、スキャナで取り込んでなんてのだったら絶対にこのブログはやっていません。「ほぼ無料」というところがミソでインターネットと併せることに金銭支出をほとんどなしに情報発信ができるようになったのです。よって多くの人が情報を発信する機会を得ることになりデジカメが世の中に与えた影響は大きいといえます(もっともそれが問題化していますが…)。それどころか今やプロのカメラマンでもデジカメを使っているくらいです。

では電子書籍がどれだけ大きな影響を与えるかを考えると電子書籍小説家ないし漫画家が誕生するとは思えませんし(出てきたとしてもケータイ小説のような低質なものだけかと)、作家が出版社と契約せずにもしくはすでに契約している作家が契約を打ち切るか契約更新せずに電子書籍のみで発表するといったことも考えられません。
起こりそうなことは参入した出版社は業績が上がり参入しなかった出版社は倒産する、もしくは他社に買収されるといった出版業界の再編程度で、読者やその他諸々の人にとって本がより身近になった、自作の小説の発表場ができたなどデジカメの時に起きた革命的なものにはならない可能性が高いのではないでしょうか。

紙から電子書籍に変えなければならない大きな理由もなければ3Dテレビのようなインパクトもないとなればこれを広く浸透させる理由なんてありません。

特に最近ではコンピュータの普及で画面を見る時間が増えていることに問題提起がされていて、デスクワークは今では一日中画面と向き合う仕事となり「疲れ目」といったことがいわれています。今まで紙で見ていたものを画面で見ることになる電子書籍はこの流れに逆行していて、この問題から見れば全くもって容認できない事案でしょう。

このように私、元羽龍鳥は電子書籍を痛烈に批判してきましたがそろそろ「凄いところがあまりない」の「あまり」を話します。この内容は今までの意見と少し矛盾することになるかもしれません。
電子書籍のいいところとして持ち運びが便利ということが挙げられます。電車の中や病院の待合室で本を読むということはよくある光景ですが、読みたい本が大きくて重くてページ数も多かったらどうでしょうか。持ち運びが困難だけでなく、わずかな時間に読むにはそぐわないため(中には読んでいる人もいますが)、家で時間を取って読むか、新書判が出るまで待たなければなりません。ここで電子書籍が登場すれば持ち運びも読むのも容易にでき、読書の機会が増えるわけです。

今までの批判は電子書籍そのものの存在を否定するというよりは電子書籍が紙の本を駆逐することに危機感を募らせているのです。どういうことかといいますと上部で力説したように電子書籍よりも紙の本の方が勝っているのです。にもかかわらずあらゆる場で電子書籍が紙の本に取って代わることが起きかねません。歴史を見ればアメリカで先住民を迫害した白人、欧米文化を前にして和の文化を忘れた日本人など人類は類似したものの共存を絶対といっていいほど認めない物であり本に関しても「電子書籍の方がよさげだから紙の本なんていらねー」といったことがあってもおかしくないのです。
結論としてはやはり本には紙が適任であって電子書籍は紙の欠点を補充する役割であるべき。ということです。どちらにもそれぞれの良さがあるのだから(どちらかといえば紙の方がいいけれど)普段は紙の本を読むが、それが難しい時にその代用として電子書籍を利用するといった長所を活かした使い分けが必要ではないかと考えます。



どうでしょう。私の考えは古いのでしょうか・・・・・・














「電子書籍が嫌い」論を長々と展開してきましたが無料なら話は別です。
「些細なものとしては『形なき財』に金銭を払うことに抵抗がある」とはいいましたが実は一番大きな問題かもしれません。
紙の本の劣化コピーでしかない>上質な有料品と無料の劣化コピーだったら後者を取ります…
記憶媒体の破損などが起これば一瞬で「全く読めない0%」となる>残念であっても無料なんだから損した気分にはならない…
あっと驚く凄いことがあるのか>紙の本で無料は絶対あり得ない…

実は私、携帯にこち亀の漫画が入っています。無料だったからです…


なんだか最後すいません。

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コメント

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私は電子書籍には反対です。
理由として「果たして紙で読まない人が電子で読むことが出来るのか疑問に感じる」からで、紙媒体に取って代わることが出来うるのか。という点です。

本が好きな人ってのは、ある種のコレクターなので、本棚にお気に入りのシリーズなどが雁首並べていることを眺めて悦にいることを楽しみにしているわけですよ。

紙のページをめくる感覚と共にその中にある知識や情景を記憶していく作業が「本を読む」事であろうと考えている私には「画面をなぞること」でその感覚に変わり得るかといえばさに非ずと言えるでしょう。
さらに言うなら、本独特の触感とインクの香りが「五感に訴えて知識と情景などを記憶させるフェロモン」であると思うのですよ。

それからとある番組に出演したソフトバンク社長(i-padの利権を国内で一手に握っている会社の社長)が「電子教科書」構想なんてのも打ち出しているのですよ。
「小学生から大学生までi-padを一人一台持たせて教科書を全て置き換えれば教科書に掛ける税金を解消できる」なんてことをね。
これは明らかに「ソフトバンクの一人勝ち戦略」とも言える構想であり、独占市場とも言えるであろう。
社長はもとは在日で、帰化して日本人となってはいるが、多分今でも母国への送金は欠かしていないであろう。
そんな輩に電子書籍のハードウェア市場を握らせてたまるか!

電子書籍を民間普及させようという風潮の中、政治の世界ではいまだにうず高く積まれる紙資料の山。政治家の先生方から政治家専用ネットワークを介したi-padを持ち、各会議に出席することを先んじてやって欲しいと思う今日この頃です。(紙資料でないと補足説明などをペン書き出来ない欠点があるのかもしれないが…)
かつてIT戦略などと言ってインターネット普及に躍起になっていたころからさほど変わっていない政治の世界って滑稽。国会内に無線LAN引いてノーパソ持ち歩く国会議員像を想像していたけれど、先生方はキーボードに抵抗感があるのでしょうかね?

それに対して民間の記者たちは記者会見場でさらっとノーパソ開いて記事を書いているこの差は一体。



コメント

>本棚にお気に入りの~眺めて悦にいる
わかりますそれ!(こんな記事を書いておきながら実をいうと私あまり本を読まないんですが…)シリーズをそろえて並べたときの壮観さが好きなんですよ。ハードカバーだとなおさら。ことさらハリーポッターは本の見た目や内容からかひと際威厳があるというか本当に魔法の本のように思えてきます。

そんなこともあってか大量の本(特に理工学分野)に囲まれた図書館という空間が好きで自分の中では本は読むより眺めるものになっています(苦笑)
新しい本も好きですがどちらかというと湿気の影響を受けた古い本の匂いやパリパリになった紙の音がたまりませんね~。前にそういう本を借りたときに借りパクしたくなったほどです(ちゃんと返しました)。

で、話は変わりましてi-Padを教科書代わりに… 許せない話ですね。自分で教科書の大事な内容に線を引いたり、色をつけたりするからこそ覚えられるのであって、電子化したら書き込みができなくなるじゃないですか!「学習を阻害してけしからん」としかいいようがないです。

「教科書に掛ける税金を解消」…つまり「教育費を削る」ということですかそうですか。ふざけてるにもほどがある!
電子化とかいってこんなおもちゃに金掛けるくらいだったらもっと他に削るところがあるでしょうに。
政府が認めた「ゆとり教育は失敗だった」の結論は何だったんですかね。>マゴ社長さん

孫(そん)だけど息子(son) 

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